私はあまり複雑に物事を考えるのは得意でない。いや、普通の人にとっては全く複雑ではないだろう。英語で例えるならThis is a pen.くらいのレベルだ。それくらいで私の頭の中はいっぱいいっぱいになる。
ちなみに「これはペンです」なんてどこで使うセリフなのかわからないが、大抵英語の教科書の一番最初の例題にありがちだ。非常にトリッキーなペンを持って行って、隣に座った人に「それはなんですか?」って聞かれた時くらいにしか使わなそうだ。
でもそれが友達を作るきっかけになるのかもしれないと考えると、案外重要なセリフなのかもしれない。そんなことないかもしれないけど、そんなことあるかもしれないと思ってもいいかもしれない。
はい。
さて、そんな私は日常的に言葉間違いをする。簡単なことしか考えてないし、それすらも間違えるというのは一体どういうことなのか。
今回はそれらをまとめてみたので、ぜひカオスな状況をご覧ください。
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「痛い!目の中にピアノが入った!」
→眼鏡の耳ひっかけるところが刺さっただけ。
足をぶつけて「あばらが痛い!」
→実際はくるぶし
「今日は寒いからまくらー巻いていきなさい」
→マフラー
「佐藤さん!山田さんが呼んでいましたよ!」
→と江口さんに伝える。
(しかも呼んでいたのは鈴木さん)
「サブカルチャーマスク知らない?」
→サージカルマスクのこと
「そこを右左折して〜」
→右折だった(結局左に曲がって行った)
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何もかも間違えるんだけど、どうして?適当すぎるのは自覚しているが、わざとではなく至って真面目である。真剣に丁寧に喋ろうとしてもいつもどこかで言葉を間違えてしまうのだ。
自分の頭の中での話なら別にいいが、喋っていて間違えるということはその相手がいるわけだ。こんなに間違えていたら迷惑しかかからない。私自身はあまり言葉間違いを気にしていない(ニュアンスで伝わればOK!)なので、あまり交流したことがない人からすれば頓珍漢な変人だと思うことだろう。でもどうにもできない。私が本気で喋る時は店内のマイク放送とクレーマー対応の時だけだ。そういう時にしか頭をフル回転させないというかさせられないのである。いつも無意識に頭の中がだらけた状態ということだ。
そういえば先程挙げたエピソードのなかの"人の名前を間違える"というのはどこかのツイートだかなんだかで見たことがある。ということは、私と同じタイプがいるということだ。(真面目に間違えている私と違って疲労困憊の末だったり酔っていたからかもしれないが)
まぁとにかく同じような間違いをしでかす人がいるということでちょいと安心したし、そんなタイプばかりで集まったらどうなるんだろうなぁと気になった。きっといつもニュアンスでどうにか通じているのだろうから、案外問題ないのかもしれない。はたから見たら辻褄の一切合わない言葉のキャッチボールによってスムーズに会話しているように見えるのだろう。それはそれでネタとして面白そうだ。
とはいえ、間違いばかりだとやはり失敗することもあるものだ。最後に今までで一番後悔した言葉間違えを紹介しよう。
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店員さん「finish?」
私「(頭の中で「No.」と答えながら)Yes!!」
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もちろん、食べかけのお皿持っていかれたよ。
作成者 「ゲンコツ山のたぬきさん♪」を「ポンコツ山のたぬきさん♪」と歌っていたキングオブテキトーのあかね