寝不足な頭に浮かんだ俳句

「白む空 半刻たたず 添える乳」

 

訳:空は白んできてもうすぐ朝だというのに1時間もしないうちに添い乳で寝かし続けているなぁ(白目)

 

俳句などという高度な文化は私には難しいので、とりあえずなんかこう季節とかフィーリングが合わさって色が同じでどうのこうのっていうイメージのもと思い浮かんだものだ。情緒とか季語とかルールとか言われてもわからないので、寝不足の今はただ素直な気持ちを詠むことしかできないことをご了承いただきたい。ちなみに「白む空」と「白目」をかけたいけれど俳句に入らなかったので無理やり同じ色とか言ってるのはもう暴挙であることは私も理解している。

 

そして更に七・七を付け加えるならば、

「白む空 半刻たたず 添える乳 月夜の晩に 思い馳せぬ」

後半の句は、再び寝ることが叶わず朝を迎える絶望と夜になったら眠れるはずだという微かな希望を表している。次に眠れるはずの夜が早く来ないかなぁと思ったら思い浮かぶのは?

そう、月だ(安直)

 

おかしいな。今年の初めはそんなことがあったなぁという話を前前回にした気がする。また同じような状況に陥っているこれは本当に現実なのだろうか。

 

いや、でも仕方ない。子供が必ずお手本のように一歩ずつ確実に成長して、親は段々楽になっていく…というわけじゃないのだ。こうして後退する時も全然ある。なんなら生後数ヶ月の間はすんなり寝て朝まで爆睡する子だったのでずっと後退しっぱなしなのだ。いつになったら添い乳せず朝まで爆睡してくれるかなんて母にも分からない。

 

そもそも我が子はあまりにもおっぱい星人なので、なるべく機会を減らしてはいるが辞め時が見えないのだ。おっぱいが精神安定剤なのは分かっているので、代わりにハグしたり一緒に遊んだりしていれば無くてもいいのでは?とは思うのだが、いくら触れ合ってもおっぱいは必須らしく「要らない」とは言ってくれない。

 

だが、子を優先することで汚部屋に溜まった洗濯物が散らばり料理とも言えない食べ物を貪る現状には危機感も覚えているのだ。子供と家事どっちを取るかとかいう問題でもない。

 

果たしておっぱいを強制卒業させてもいいものか。精神安定剤が無くなって情緒不安定にならないだろうか。授乳タイムが無くなれば家事をする時間が取れるようになるかもしれないが、結果子供が不安になってベッタリくっつくことになったら今以上に部屋が管理できなくなるのではないだろうか。そうなりゃもう魔窟の中でぐずる子の相手をする未来が来てしまうのではないかと不安は尽きない。

 

眠れない夜中に頭を回転させ続けたことで変な方向に深読みしすぎな気もするが、とにかく悩んでいるのである。とはいえこんな俳句や短歌を作っている暇があるなら寝たかったなぁと思う今日この頃である。でも眠れないもん。1時間ごとじゃ。

 

 

 

作成者:一進一退の育児に疲弊している世の親御さん達に小さな幸せでも訪れて欲しいと思うあかね(もちろん私にも)