やらかしには救済がある

いつでもどこでもしょーもない失敗をする私だが、同時に救済者が現れることが多い。

 

先日はでっかいバッグを持って歩いていたら突然後ろから少年に話しかけられた。

(ボケっとしていたので2・3回目でようやく返事した。申し訳ない、少年)

「すみません!」の声かけに振り返ると、遠くの方でしゃがみこんでいる女性がいた。

あれ、どうしたのかなと思ったら少年は「落としましたよ」とのこと。

よくよく見てみると地面にゴチャッと何かが大量に落ちており、それを女性が一生懸命に拾っている。

 

あらら、何か落としちゃったのか〜手伝わなきゃ。

…ん?少年は「落としましたよ」って言ってたな。

ということは…

 

私が落としたんか!?

 

数秒固まって考えたのち、ようやく気がつく。

女性のところに急いで戻り、拾い集めてくださった物を受け取る。

女性と少年にお礼を伝え、フルオープンだったバッグに落とした物をしまって一安心!

 

とはならない。

ああ、恥ずかしい恥ずかしい。

あんなにバサバサと大量に落としたのに気がつかないし。

何度か呼んでもらわないと気がつかないし。

落としたのは駄菓子だし。

ハンカチとか帽子じゃなくて駄菓子ってところが一番恥ずかしい。

 

優しい少年と女性の救済によって私は今日もまたやらかしを救われたのだった。

ご迷惑をおかけしました…(恥)

 

 

 

作成者 スプレータイプの日焼け止めを直接顔にかけたらメガネをかけていた事に気がつき絶望したあかね