"名古屋と言えば"という名物や気になっていた料理を食べたい!
わー!!
と思わず叫んでしまうほど高揚した私の要望のもと、ミチタさんの動画撮影に着いて行った時のことを記事にしようと思う。
本日公開されたミチタさんの動画「名古屋メシを食べて東海道線で掛川へ【バス旅19番外編】」では名古屋駅構内で食べられる名古屋めしを紹介している。
そして私はその裏側で一人食い倒れ企画を行なっていたのだ!
だって名古屋は美味しい名物の宝庫なのである。
行かないわけにはいくまいっ。
胃は大きくないが、入るだけ入れてみた。
私が食べたのは、浜松のうなぎ・台湾ラーメン・えびふりゃー(海老フライ)・味噌カツ・天むす・プリンだ。
ピックアップしたお店は全て駅周辺。
今回は1日しか時間が無かったので、駅からすぐ行けるお店に限定している。
美味しいものは「美味しい!」というだけの素人あかねによる簡単な食レポ的な記事ではあるが、よかったらご覧くださいませ。
〜浜名湖のうなぎ〜
浜松駅から目と鼻の先にあるうなぎ屋さん『丸浜』にてうなぎを頂いた。
限定メニューも捨てがたかったが、大抵初めてのお店ではオーソドックスなメニューを頼むことにしている為うな重の竹を頼んでみた。
ふわふわした食感の良い身は脂クドさが無く、勿論臭みといったものも一切感じずペロリと平らげてしまった。
うなぎは淡白な味わいなので山椒をかけたりお新香やお吸い物で口直しをすると思うが、追加で白焼きを頼み、味変として楽しむのも良かろう。
私は散々迷ったが、この日はまだまだ食べるものが待っていたので断念した。
うなぎと白米の量のバランスが良いので、白焼きを追加する場合はご飯を大盛りにすると良いかもしれない。
限定メニューのお茶漬けもめちゃくちゃ食べたかったが、流石に両方は入らないのでこれは次回にとっておくとしよう。
このお店は駅が近いからか、オープンして1時間くらいはビジネスマンさん達が多かった。
その後は続々と旅行客かな?という方々も続々来店してきていた。
名古屋に行く前にちょいと降りてうなぎでも食べようかな〜と訪れてみたわけだが、正解である。
〜台湾ラーメン〜
さぁ、これはもう今回の食い倒れ企画の中でも一押しである!
見た目がシンプルだったのでなんとなくさっぱり普通の味を予想していたのだが、遥かにレベルが違った。
要は甘くみていたのだ。
ごめんなさい。
めちゃくちゃ美味しかったです。
私が訪れたのは『味仙』。
名古屋うまいもん通りの中にあるお店だ。
店内が見渡せる開けた感じだったので「一人で入るのはちょっと恥ずかしいなぁ」と遠巻きに見ていたら中へ通されたのでそのまま来店した。
席は丸見えの通路側だった。
まぁでもラーメンだしパッと食べちゃおう!と思ってすぐに台湾ラーメンを頼んだ。
その際、辛いもの好きな私の第六感がなんとなーく「いいか、生卵も追加するんだぞ!?忘れるな!」と念を押してきたのでそのとおりにした。
メニューを見ると他にも美味しそうなラーメンや丼物があったが、今回は台湾ラーメン一択である。
こちらは有名店なので見たことある人も多いだろう。
これが味仙の台湾ラーメンだ!
ひき肉がこんもり乗ったこちら。
トッピングが少ないなぁなどと思ったが、そんなものは要らなかった。
旨味が別次元。
スープを一口飲んだだけで「こりゃ当たりだ!」と思った。
ふだんこってり系が好きな私からすると幾分かアッサリした味わいである。
辛味は耐えきれないほどではないが、気を抜いてすするとちょっとという感じだ。
こんなにシンプルなのに、最後の一口まで美味しくてずーーっとにやけてしまった。
この台湾ラーメンに出逢って、今まで食べに来なかったことを激しく後悔した。
さて、そんなこんなでサラッとお店を後に・・・
したかったのだが、この時実はハプニングが起きていた。
その話はまた後日挙げることにする。
〜えびふりゃー(エビフライ)〜
一応色んなサイトで「えびふりゃー」と書いてあったので私も言ってみたが、こちらは別に名古屋弁というわけではない。
あのタモリさんの冗談らしい。
でもなんだか可愛らしい言い方なのでもうそれで良いんじゃないかとも思った。
お店は名古屋駅近くの新幹線地下街エスカの中にある『海老どて食堂』。
こちらである。
お夕飯時を少し過ぎた夜の来店だったのだが、店内は人で賑わっていた。
私は先程、味仙にて人が往来する中一人で食べたことから「恥ずかしい」より「美味しい物が食べたい」という気持ちが勝った為、こちらでは難なくサラリーマンさん達の中に紛れて列に並んだ。
その後遠巻きにしていた女性の一人客がちらほらと並びはじめたので、先駆けとなれたとしたら良かった。
わたしゃ胃が大きくないもんで、本当はもっと色々味わいたかったのだがここではエビフライだけにさせてもらった。
しかし、普通にタレにつけて食べるだけかと思っていたらなにやらお鍋とコンロと卵が運ばれてきたので「なんだ?なんだ?」と混乱した。
ちょいとエビフライ数本食べて帰る、というだけなのになんか大それたものが来てしまったようだ。
しかし、またもやその美味しさのおかげで余計な考えはふっとんだ。
むかーしむかし名古屋にて味噌カツ丼を頂いた時タレがいたく気に入ったので好きな味だというのは分かっていたが、また想像の上をいった。
溶いた卵をタレに入れて、そこにエビフライをつけて食べるというゴージャスな食べ方!
このお店のタレは甘味が強くて濃厚な熱々のタレが絶品だった。
そして私は究極の選択を迫られた。
メニューには「ビール」の文字が。
もう夜だし、ビールの一杯でも追加しようかな・・・とものっすっごく悩んだ。
なにせ周りのサラリーマンさん達がエビフライを片手にビールを飲んで笑顔でプハーっとしてるのだ。
その爽快感を私も味わいたいっ!
・・・と思ったが泣く泣くやめた。
本当に泣く泣くである。
私はお酒も好きだが弱いのだ。
一人でこんなところで飲んだくれて酔っ払ってしまったらその後どうするのだろう?
と冷静な私が突っ込んできたのでやめた。
後悔はしていないが、次回は絶対にビールと共に食べようと思う。
濃厚なタレにつけたエビフライとキンキンに冷えたビールのセットは人生に一度でも味わうべきだ。
〜味噌カツ・天むす〜
今回はこちらの2品はお店で食べたのではなく、持ち帰りで購入した。
散々食べたのですぐには入らないが、後ほど腹を休ませてから食べようと思ったのだ。
実は当初これらは食い倒れ企画には入っていなかった。
しかし駅ナカをフラフラしていたら『美濃味匠』というお店を見つけたので立ち寄ったのだ。
ここのお店はお出汁にこだわっているようで、天むす以外ではだし巻き卵も沢山並んでいた。
購入したのはふんわり黄金夢天むす、紅鮭、味噌串カツの三つ。
小ぶりに見えるけれど2つも食べれば十分お腹いっぱいになる。
天むすはお手軽ということで、新幹線移動をするサラリーマンさん達などが気軽に買えるご飯だ。
1つ260円というのも非常にお手頃である。
さて、この天むす。
またもや舐めていた。
普通のエビ天が入ったおむすびだとばかり思っていたが、この天むすには衝撃を受けた。
台湾ラーメンでも同じことを思ったが、旨味がすごい!
名古屋めしは旨味が詰まった名物が多いようだ。
そして、中のエビ天の大きさも程よい。
たまに「あれ?具が入って・・入っ・・・てないよ??」というおむすびがあるが、こちらはご飯部分とエビ天部分がバランスよく入っていた。
食べやすい大きさなのも嬉しい。
ここでは他に味噌カツも購入したのだが、濃いタレのおかげで冷えても尚美味しかった。
ちょっと買ってみようと思って寄ったお店だったが、どれも本当に美味しいのが驚きだ。
時間が無くて名古屋駅にてちょっと買っていこう、と言う人はこちらのお店で是非天むすと味噌串カツを買っていってほしい。
侮るなかれ、名古屋めし。
〜プリン〜
最後はプリンである!
あれ?プリンて名物だっけ?
と思うかもしれないが、名古屋といえば名古屋コーチンがある。
愛知県の特産の鶏さんのことだ。
だからきっとそれを原料にしたプリンがあるかなーと思って探したら・・・
無かった。笑
もしかしたらどこかにあるのかもしれないが、1日歩き回ってヘロヘロしていたのと夜遅かったので改めて探すのは断念した。
だが、那須御養卵という栃木のブランド卵を使ったプリンのお店をエスカの中で発見したのだ。
色々食べたけどやはり最後はデザートで締めくくりたいなぁと思い、エビフライを食べた海老どて食堂のすぐ近くにあった『プリンとシフォンケーキのカフェQOQONONココノン』にてプリンを2種類買ってみた。
それがこちら。
もうこれがね、濃厚の一言。
バニラビーンズの風味があって、トロリととろけるこのプリンは最高だった。
朝から爆買いしていた私の胃は結構限界にきていたのだが、こちらは別腹としてしっかり腹におさまった。
なんならあともう二つ三つ食べられたかもしれない。
なかなかこれを買って東京方面に帰るのは時間的に難しいので、また次回名古屋にお邪魔した時に満足するまで食べてから帰ろうと思う。
あ、ちなみにこちらでの購入時、またハプニングというかちょっと恥ずかしいことがあった。
それもまた別の記事にて話そうと思う。
~さいごに~
さて、食い倒れ企画は以上である。
朝早くから食べては移動してを繰り返していたのでヘロヘロりんになったが、絶品名物をたっぷり堪能できて私は満足だ。
たった1日でもこれだけまわれるのだから、次は数日滞在して味噌煮込みうどんとか味噌カツ丼も食べたいなぁ。
作成者 糖分摂取過多は避けようがないが名古屋の甘い濃厚タレはやっぱり美味しくて大好きなあかね