ここ数ヶ月のお出かけスタイルに必要不可欠な物。
それはマスクである。
※現在手作りマスクのウイルス防御力には疑問の声が上がっているので、一応人の多い場所では市販のウイルス対策用マスクを着用している。写真のものは指摘があったWガーゼではないが、ウイルス対策としては私も少々心配である。
現在、外出自粛が解除されて以降東京でも再び感染者が増えており、第二波がくるのではないかと巷では囁かれている。
というか、もうこの増加現象は第二波と言ってもいいかもしれない。
なのでもちろんマスクは未だに肌身離さず装着していなければならない。
しかしそんなマスク着用にはいくつか問題がある。
まずは肌荒れだ。
人によってはお化粧をした上にマスクをするので、肌にとってよろしくない環境になっていると思われる。
今の梅雨の時期なんか1日中蒸し蒸ししていて気持ちが悪いし、お化粧はドロドロに溶けてしまう。
外す機会が食事くらいしかないので、外出時なんてずーっと蒸されっぱなしだ。
たとえお化粧をしていなくとも、しっかりスキンケアをしても、肌が呼吸できず蒸され続けたりしたら荒れるのは当然である。
そうした肌荒れによる吹き出物も悩みのタネだ。
私の口周りも吹き出物の栽培所かな?って感じで参っている。
プロア◯ティブの購入を検討しているが、かなり敏感肌なので他にも良いものがないだろうか探している最中だ。
そしてもう一つ。
お手入れの怠慢である。
マスクをしていることでついだらけてしまっている人もいるのではないだろうか?
男性であればヒゲを伸ばしっぱなし。
女性は「どうせマスクで隠れているから」とスキンケアの手を抜いてしまうとか。
なんなら女性でもヒゲを伸ばしっぱなし状態なのである。
(男性諸君へ。女性が産毛しか生えないとは思わないように。)
肌荒れ&お手入れ不足の様子 ↓ ↓ ↓
そして最近のマスク事情はメイクの仕方にまで影響しているようだ。
これは聞いた話だが、アイメイクとかアイブロウはきちんとするけれどマスクで隠れている部分だけお化粧しないという人もいるらしい。
・・・想像したらちょいと面白い。
ファンデーションは大抵地肌よりも少し明るめの色を使うので、多分隠れている部分だけ肌色が違うのだろう。
それでいてアイメイクばっちりとなると、ぱっと見てオペラ座の怪人のマスクみたいになっているのかもしれない。
マスクにファンデーションとか口紅が付くと嫌な気持ちはわかるが、そんな中途半端にやるくらいならバッチリお化粧するか素顔のどちらかが良かろう。
絶対に外さないと確信できるなら良いが、いきなりお食事に誘われるということもあるかもしれないのだ。
気になっている男性に誘われてレストランなどに行き、マスクを外したらオペラ座の怪人が登場!
そうなったらもう黒歴史確定である。
ちなみに先日つい赤いリップを塗ってしまったものの気にせずマスクをしたのだが、食事をしようとはずしたら口裂けたらこ唇女になっていた。
ティントタイプにすればよかったと反省している。
濃い色付きリップをつける方は気をつけよう。
さて、そこで重要なのが「ヨレないメイク術」である。
下地やファンデーションは薄くのばし、最後にお粉をはたく。
今は夏の時期ということもあるので潤ったつや肌よりもサラサラ肌を目指した方が良さそうだ。
とはいえ、どんなに工夫をしても直接マスクが触れるところはハゲてしまいがちである。
色々な方が紹介しているメイク術をお手本にさせていただいて試すものの、私の場合は結局汗や擦れでとんでもなく崩れ去ることになる。
肌質や気候や場所にもよるが、なかなかキレイを保てないのが困りどころである。
そうした問題があるものの、マスクをせずに出歩く訳にはいかない。
ネット上では「マスクがいかに意味の無いものか」みたいな記事がいくつか出ているけれど、自分で検証したわけでもないし鵜呑みにはできないのだ。
飛沫だか空気だかとか感染経路がどうのこうのといった議論を元に色々対策案を紹介してくださっているが、見ている側としてはもはや何が何だか分からない。
結局どっち?と思うが、仮に本当に意味が無くても周囲に合わせる方が迷惑もかからず良いだろう。
そして一番注意しなければならないのが着用のタイミングである。
というのも、マスクによる酸素不足が問題視されているのだ。
普通の生活だとしても梅雨の時期はただでさえ苦しいのに、マスクによって更に低酸素状態みたいになる。
なので特に運動時などは特に注意が必要だ。
それが原因かどうかは定かではないが、無理をした結果命を落とした例も出ている。
息苦しさに耐えきれなくなる前に、人のいない場所でマスクを外して深呼吸するなどほどほどにしないといけない。
ちなみに私もマスクを必ず付けるようになってから、何度か息苦しくなったことがある。
ある時は目眩がして壁に頭をぶつけたりもした。
息苦しくて息が上がるものの周りに人がいるので外せない!という絶体絶命の状況で我慢をし、フラフラになりながらも自宅にたどり着いたのだが・・・。
クラッとして首に力が入らなくなり、コントロールを失った頭が円を描くようにブレて壁に向かってゴーーーーン!
ということである。
まぁその時は当たり所が良かったのかさほど痛くは無かったが、もしそこに画鋲や釘などの鋭利な物が出ていたら大惨事である。
などと書いてたらゾッとした。
標高3000mくらいの山へ登山に訪れた際に高山病にかかった時と症状が少し似ていた。
完全に酸素不足だったということだろう。
それからもう一つ。
いくら口元が隠れていても歌っていたらバレるということだ。
今はまだカラオケに行くのを控えているので、歌いたい欲求のある私は車移動の際につい歌ってしまう。
「どうせお外の人には聞こえないだろう」と、開放的な気分になってしまうのだ。
そうしてタカをくくって気持ちよく大声で歌っていた時のこと。
私は近くにいたバイクのお兄さんが笑いを堪えていることに気づき、青ざめた。
え?歌ってるのバレてる・・・?
いやいや、こちらは車の中だし。
信号待ちで止まっているから周りは意外と静かだけど・・・
いやいや、それでも鉄の箱の中の音が漏れ出すなんてねぇ。
などと自分を納得させようとしたが、どうも心配である。
ということでミチタさんに聞いてみた。
そうしたら明確な答えが返ってきた。
バレバレだよ、と・・・。
でもまぁ、聞かれなかったことにした(笑)
「歌ってますね」と指摘されたわけではないし。
きっとバイクのお兄さんは思い出し笑いをしていたのだ。
口をモニョモニョと動かしている私の方を見ながら。
もしマスクの中で何してもバレないのなら、横柄で高圧的なクレーマーを相手にしている時にマスク内で変顔をしたら少しはストレス発散できるかな~などと考えていたが、無理だということが分かった。
ひょっとこのような口をしたりしゃくれていたら少しはスッキリすると思ったのだが・・・残念である。
なので、今まで通りバックヤードで愚痴を言うだけにしておいた方が良さそうだ。
ちなみにマスクはバレるが電話口ではこちらの顔は見えない。
昔、こちらに一切落ち度が無い罵倒電話が来た時に終始しゃくれていたら、店長に笑われて上司にやんわり注意されたのは良き思い出だ。
お客さんの暴言がまかり通る今の世の中では、従業員のメンタルを保つにはこのくらいは許してほしい。
でも場合によっては怒られるので注意が必要だ。
最後に。
これはほんの一部の人に限ったことだが、着用方法にも問題がある。
隙間の無いように付けなければいけないといったこと以前に・・・
アゴにマスクを付けている人がいるということである。
タ〇ガーマスクみたいだが、これじゃ決して格闘選手にはなれない。
そして偏見かもしれないが中年男性がこれに該当する場合が多いように思う。
けっこうな確率でそうした着用方法をした中年男性に出会うのである。
先ほどの話のように呼吸困難にならないようにたまに外しているだけなら分かるが、彼らは人が周りにいてもずーっとその状態なのである。
不可思議極まりない。
この件に関しては色んな方がツッコんでいるようだ。
そりゃそうである。
アゴ呼吸をしているのならアゴに装着するのが正解だ。間違いない。
呼吸をしているところからウイルスが出入りするのだから、そこを押さえる必要があるのだ。
でももし自信を持って「そうだ!自分はアゴ呼吸をしているんだ!」と言える人がいたら、一度自分の出生ルートを確認した方が良い。
多分、地球ではないどこかの星出身だ。
ということでアゴマスク諸君は出生の確認もしくは口・鼻呼吸であることを認めて口と鼻が隠れるようにマスクをしてほしい。
マスクが意味の無いものかどうかは議論が進んでいるようだが、結論が出るまでは正しい着用を求む。
作成者 大人になってからもずっと「ニキビができた」と言っていたが、「思春期を過ぎたらニキビじゃなく『吹き出物』だ」と諭されてようやく事実にたどり着いたあかね