お久しぶりです。なんやかんやでブログが数ヶ月あいてしまいました。
なんやかんやと言ったものの、夏から今まで変わらぬ日常を探していたので特に何かあったわけではありません。
ただ一つ言うなら、片時も離れずにベッタリくっついて何かを要求する娘と過ごしていたことくらいでしょうか。
あれやこれやと難しい質問や要求をしてくるようになったのは嬉しい成長ではありますが、こちらは精神力と体力が異常に減る(´-ω-`)
折り紙で新幹線ロボットを作って!とか、
晴れの日にレインコートとレインブーツを履いて外に出る!ママも!とか、
座ったり立ったりの指示が1分毎に変わるなど。
子供のパワーってすごいネー。
さて、今回は初めて親知らずを抜いた話です。
ここからが本題です。
親知らずなんて生えてても生えてなくてもいいようなイメージを持っていて、かれこれ1・2年くらいの間ずっと違和感があるのに放っておいたのですが…
無事に虫歯と化していました。
他にも歯が浮く感じがするのと歯全体に激痛が走るのもあったので診てもらったところ、そちらはおそらく寝不足による歯軋りが原因とのこと。
トータル7時間は寝ているけれど、娘がいまだに数十分〜数時間で起きてしまうし再入眠も時間がかかるので寝不足は仕方ないですね。
そちらは「数年したら寝るようになりますから頑張ってください!」とのことでした(笑)
なので今回は虫歯となった親知らずを抜きましょう!ということになりました。
さて、私歯を抜くのは今回が初めて。
歯を抜く→拷問→恐ろしいなんていうイメージしかなくて、めちゃくちゃドキドキ。
出産の時なんて初産にも関わらず平常心だったのに、今回は怖くて震えました。
しかも始まってから施術を進めていくうちに暗雲が立ち込める事態が…
それは30分で終わると仰ってから30分後に先生がおっしゃった一言が始まりでした。
「ん〜抜けないねぇ。これは別の大きな病院で診てもらうしかないかも。」
その一言で私は絶望の淵に立たされました。
こんっっっなに色々やって、中断!?本当に!?と泣きそうでした。
というのも、その頃もう私の口の中はもう色んな意味で限界だったんです。
ずっと口を開けていたから顎の力が出ないし、歯だけじゃなく上顎ごと引き剥がされてる感じがして恐ろし痛いし、口が乾いて咳き込みそうだし。
そして何より引き抜こうとするたびに「バキバキ…バキャッ!!!」と、崩壊してゆく歯の音がもう本当に怖すぎる。
抜けない理由は単純明快でした。
虫歯でボロボロすぎて器具を引っ掛ける部分が無いから。
それでもなんとか頑張って悪戦苦闘しながら引っ張ってくださっているけれど30分経っても歯が壊れるばかりで一向に抜けませんでした。
あーそういえば娘が産まれる時も途中から全然出てくる気配が無くて困ったよなぁ…歯も同じなのかぁ…と遠退く意識の中で初産の記憶を掘り起こしつつショックで朦朧としていたその時。
先生が何か言っている。
ん?なんだなんだ。なんか説明してるけどボーッとしていたのでよく分からない。
そんななんだかわからないままの私の口の中に突如髪の毛みたいな物が入ってきました。
痛みもまだあるし異物によってアワアワしていたのですが、先生がその髪の毛をなにやらイジイジしていたんです。
なんだこりゃ?なんだこりゃ?と困惑していたところ、先生は晴れやかな笑顔で(と言ってもマスクしてるから目しか見えないけど)何かを見せてきました。
そこにあったのは、歴戦の戦いでボロボロに崩れた私の歯。
まさか抜けていたとは思いませんでした。
どうやら口の中に入ってきた髪の毛のような異物は縫合の糸だったようです。
先生はニコニコしながら「いや〜無理かなって思ったけど、イレギュラーなやり方を思いついて、やってみたら上手くいってよかったです〜!でも口グリグリやってごめんねぇ。普通はもっとスポーンと抜けるからね」と上機嫌。
むしろ苦戦させるようなオンボロの歯にしたのは私の責任なので、申し訳なかったな〜と思いつつようやく拷問気分から解放されて安堵しました。
それにしても抜く時ほんっとに痛いし、あれだけ引っ張っても抜けないとか何!?
上顎を外そうとしてるんじゃないかというぐらいグググっと力を込めている感じが更に不安感を増して、かなり恐ろしい初体験でした。
まぁなんとなく一筋縄じゃ行かないような予想をしていたので予想通りではありますが、初めての抜歯は痛かったし怖かったです。
でも虫歯に気をつけるのと、歯医者さんに定期的に行くのと、違和感を放置しないことは学べました。
理想としては「せーの…えいっ!」で抜けるくらい楽に終わるはずだったのですが、あれだけ時間がかかったのはバキバキに崩れるほどの虫歯にしてしまったこととそれを放置したのが原因です。猛省。
永久歯は一生物だし、大事にしないといけませんね!
それでは。
作成者 親知らずを抜いたら顎が小さくならないかな?と淡い期待を抱いたら先生に笑顔で否定されて残念だったあかね