着替えを覗き見?!

 のぞき、ダメ。ぜったい。

これまで月山スキー場に行った日の話を2本(※)載せたのだが、実はこの日もう一つハプニングがあった。

※『恐怖の滑走式リフト』と『雪山でスタック車』

 

こんな1回の旅行でよくもまぁ色々と起こるもんだ。

だからこそこうして話のネタになるし、面白いっちゃ面白いのだが・・・

今回はちょいと本気のハプニングについて話そう。

 

それは・・・「のぞき」である!

 

勿論故意に覗きに行くのは犯罪だ。

しかしこれは状況的に致し方なかったのだ。

 

と、まるで覗き魔の肩を持つようなことを言っているが、それもそのはず。

私は覗かれた方ではなく覗いちゃった方である。

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ハプニング勃発!

事件の詳細をお話しよう。

我々は月山スキー場近くにあるロッジに宿泊したのだが、そこでは宿泊者のスキー板やスキー靴を置く荷物置き場があった。

その部屋は皆が自由に使えるように開放されているのだが、事件は私が荷物を取りに入った時に起きた。

 

なんと、まさに着替え真っ最中のおじさんとバッティングしてしまったのである!

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意図せず異性の着替え現場に遭遇してしまった私。

おじさんはタイツのようなものまでは履いていたものの、ズボンを履こうとしていた矢先の出来事だったようだ。

お互いに目があったまま固まってしまい、気まずい空気が流れた。

 

この状況でキャー!なんて叫んだら大変だ。

むしろキャー!と叫びたいのはおじさんの方だろう。

 

というわけで逆に堂々とすることにした。

いや、堂々と見るという意味では無い。

何食わぬ顔で荷物を取ってすぐ出ていけばいいのだ。

他の見知らぬおじさんやおばさん達も続々と入ってくるから後戻りできないし。

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当のおじさんには動揺が見られ、アワアワと慌ててズボンを履こうとしているのが視界の端っこで見えた。

が、そのせいでかえって着替えが進まないようだ。

 

結局私や他の人が部屋を出ていくまで、おじさんはずっと着替えに手こずっていた。

本当はせめてズボンを履き終えるまでは外で待ってあげるべきだったとも思うが、あいにく予定時間が迫っていたので無理だったのだ。

 

それに宿泊者共用の荷物部屋の中で着替える人がいるとは思いもしなかった。

と釈明しておこう。

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ちなみにそのロッジに限るが、チェックアウト後の着替えに関してはフロントの人に頼めばお風呂場の脱衣所を貸してくれる。

私もスキー場から帰ってきて私服に着替えるときに利用させてもらった。

 

おじさんも次からはちゃんと誰も来ないところで着替えた方がいい。

とここで言っても仕方ないのだが。

 

 

ああ、びっくりした。

これぞザ・ハプニングである。

男女逆バージョンなら昔の漫画の展開としてありそうだが、まさかおじさんの生着替えを目撃してしまうことになるとは・・・。

 

共用部には誰が来るのか分からないので、油断大敵だ。

誰もいないと思って大声で歌を歌っていたら真後ろに誰かいた、なんてことが起きたらちょいと恥ずかしいだろう。

そういうことだ。

 

作成者 「覗き魔だ!」って言われたらどうしようかと心配だったあかね