マッチョなの?犬なの?おもちゃなの?
カタカナの言葉ってちょっと混同しがちだ。
私的にごちゃ混ぜになって間違える言葉第一位といえば
の三つである。
彼らを思い出す時は大抵すぐパッと出てこないし、たまに混ざってしまう。
例えばこんな感じだ。
「シルベスターファミリー」
シルベスタースタローンさんのご家族一同のことっぽい。
「シルバニアンハスキー」
これはもうシベリアンハスキーが二足歩行のお人形になるということだろう。
可愛いと思う。
「シベリアンスタローン」
・・・キメラしか思いつかない。でもかっこいいかもしれない。
上半身と下半身どっちになってもカッコいい気がするし怖い気もする。
あと強そう。
とまぁ、こうして混在させてしまうと更に本当の言葉が思い出せなくなるのだ。
思い出せないという状態は非常にモヤモヤして落ち着かない。
気になって仕方なくなった時、誰かに
「あれだよ、なんだっけ・・・動物が洋服着てさ、ちっちゃいお人形のやつ」とか
「ムキムキしてて濃い顔で、よく上裸になって人々を助けるアクション俳優さんって誰だっけ?」
などととんでもない説明をする羽目になるのだ。
これが家族とか友人ならピンときてくれそうだが、初対面の人にもし説明しなければならなくなったら恥ずかしいし絶対通じないだろう。
要はクイズを出しているのと一緒なのだ。
こちらが出すヒントを手がかりに思いつければいいのだが、それがかなり限定された情報だけだったらなかなか正解には辿り着けない。
ちなみに家族にシルベスター・スタローンさんのことを伝えようとした時の説明はこうだ。
※映画「デイライト(1996年)」のネタバレがあるので注意。
「トンネルが崩落しちゃったけど何人か取り残されててさ、助けに行くんだけど入った所からは出れないって言ったらウザがられて、水の中を泳がせたりパワフルなことやらせて結局脱出できて、行方不明だったワンちゃんも助かった映画の主人公」
いやー我ながら酷い説明だ。
これで思い出せたらすごい。
と思ったら「ああ、シルベスター・スタローンでしょ」と返されてこちらの方が驚いた。
ちなみにどこで分かったのかというと、最後にワンちゃんが助かるという点だそうだ。
シルベスター・スタローンさん関係ないやんと思った。
あ、この映画を紹介しておこう。
「デイライト」
1996年公開の古い映画だが、今見ても面白いのでおすすめだ。
やきもきしたりハラハラしたりウルウルしたり、色んな感情が湧き出てくるパニックものである。
主人公たちが水の中に入る時に一緒になって息を止めたくなるようになったのも、この映画から始まった気がする。
これを観た後であれば私の拙い説明でも分かる・・・かもしれない。
でも彼のことを思い出すのなら「『ロッキー』とか『コブラ』とか『ランボー』の人」って言えば一発だ。ということを今思い出したので一応言っておく。
決して「最後にワンちゃんが助かる映画の人」では該当しないので注意だ。
作成者 笑った顔をしていて小さいお手手を前で揃えてて餅のデザートっぽい名前の動物が思い出せないけどどうしても自力で思い出したいあかね