その1. 盗んだ金銀財宝を散財
もちろん使う目的で盗んだという理由はあるだろうが、普通に高級料理を食べに行くとか高級ホテルのスイートルームを貸し切ってプールで泳いでたりしたらそれはもうルパンではない。ただのパリピだ。
シャンパンタワーを作って「うぇーい!」なんて彼の役どころではないのだ。
その2. 高級時計や宝石を身に着ける
その1と少し被るが、盗む際のハイテクアイテムとかじゃなく単純に欲しかった数千万円の時計や宝石がルパンの腕や指で煌めいていたら・・・うーん、似合わない。
良いものを買うと保証書がついたりして購入場所等が調べやすかろう。そうした足のつきやすいものはおそらく着用しないと思う。
それにもし良いものを選んでもすぐ服(特にズボン)は脱ぎ捨ててきそうだ。
その3. ヨレヨレのスーツ
戦いの最中にボロボロになることはあるが、はじめから黄ばんでいるシワだらけの服は着てほしくない。
清潔かと言われるとわからないが、小汚いルパンはちょっと・・・。
その4. 香水をつける
たまに3プッシュも4プッシュもかけていそうな人に出会うが、その人が通った後は匂いの帯ができる。通ったルートが分かるなんてヘンゼルとグレーテルのパンくず状態だ。
銭形警部の鼻の良さが役立つまでもなく現在地がバレるだろう。
それに変装するうえでもNGである。わざわざ痕跡を残すことはしないはずだ。
その5. オレオレ詐欺
詐欺自体はしていると思うが、こればかりは嫌だ。
声色を真似るのはルパンらしいやり方だが、それを使って一般人であるお年寄りからお金を巻き上げるなんてみっともない真似はよしてほしい。
お年寄りと言っても犯罪組織のボスであるとか、お金ではなく欲しい宝石であれば盗むかもしれない。
しかし彼が狙うのは常に大きな獲物なのだ。
ルパンという男とは
勝手な理想像ではあるが『ルパン三世とはこうだ!』というイメージがあるのだ。
それを逸脱した行為は彼の良いところを潰してしまいかねない。
それにそもそも盗む過程に意義を見出しているような彼なので、盗んだお金を使う時は次の盗みの為だと思うのだ。
お目当てが宝石や美術品だったりとアーティスト気質な面もあり、もしかしたら我々の観ていないプライベートタイムにはそれらを眺めたりするなどの一面もあるかもしれない。
しかし、そうであればこそ上記のようなことはしないはずと言えるのではないだろうか。
”泥棒稼業”というものにおいては特にかっこよさなどは感じないが、それをやるのがルパンであると途端にかっこよく見えてくるのが不思議である。
それがルパン三世なのだ。
作成者 映画『ルパン三世 THE FIRST』を観てルパンにハマっているあかね
妄想していたら楽しくなってついこっちを先に書いてしまったが、映画についての記事も書くつもりだ。
映画の上映は終わりかけているので、観ていない人は映画館に急げ!
ついでにTOHOシネマズなどで販売しているチュリトスも美味しいので、そこで観るなら買うといい。