※年末特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日スペシャル 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」のネタバレを含むのでご注意を。
そろそろ改変期?
カッコいい神木くんがアホな顔になったり、田中さんの悪い部分が滲み出てきたり。
芸能人のいつもと違う顔が見える年末特番「絶対に笑ってはいけない◯◯」シリーズには毎年笑わせてもらっている。
だが、このままでいいのか?
昔と比べるとずーっと笑っぱなしではなくなったのだ。
見たことのある場面ばかりだし、時代の流れについていけていないのではという辛辣な意見も私の中からちらほら出ている。
一視聴者にどうにかする権利はないのだが、良い番組なのに勿体ないと思うのだ。
これ知ってる?
なんと言っても、今回はかなり時代を感じるものが出てきた。
変形学生服の"ボンタン"である。とび職人さんなら分かるけど何故学生が着ているのかと疑問に思うだろう。
博物館並みの古さだ、というのは言い過ぎだろうか。
それと、口裂け女への対処として"ポマード"を塗るというのも多分通用しない。ポマードじゃなくてヘアワックスだ。
ちょいちょい出してくる小物ネタが80年代なのだ。笑いたくても物を知らなきゃ無理な話である。
若い子は「ボンタン とは」で検索しているはずだ。
こうなると、この番組の視聴者年齢層はドンドン上がる。
そろそろお笑いアイテムの説明を枠外に載せる必要が出てくるかもしれない。
見所は奇想天外なシーンだったはず
確かに時事ネタや旬の芸能人出演はあるけど、8割方がパターン化してしまっているのだ。そろそろ新しいシチュエーションが見たい。
それを楽しみにしている部分もあるっちゃあるが、新鮮味も出していかないと笑いではなく「あ〜アレね。」になってしまう。
ずっと新しい笑いをくれるお笑い番組を続けていくのは難しいのだろうか。
お腹が痙攣するほどに笑っていた時代が懐かしい。
ゲラである私が数十分に1回クスッだけなんて相当である。
それでもやはり「絶対に笑ってはいけない〇〇」シリーズは笑い納めとして見るのに欠かせない番組なのだ。
どんなに踏んだり蹴ったりな1年だったとしてもこれがあれば最後は笑える。
そういう番組はなかなか他に無いのだ。
楽しみにしている分これからの進化にも期待していきたい。というか、しちゃう。
制作スタッフの方、どうぞ宜しくお願い致します。
ーーーーところで前々から気にしていた事がある。
ガキ使は年末になると必ず見る。絶対に見るのだが・・・。
たまに下品を通り越して「品」がどこかに行っちゃっている。「品」が行方不明だ。
こんなの見てたら母に叱られるかもしれない。
と思ったら、母にはそもそもあまり通じていなかったようだ。
微笑みながら「これは一体なにかしら?」って顔をして見ていた。よかったよかった。
子供の頃は家事で大忙しだったが近年は母もこの番組を見るので心配だったのだ。
あとは体を張った喧嘩対決などは最近カット傾向にあるので、未公開シーンさえ見せなければオールOKだ。
田中さんのヤラセは笑えないあかね