上野公園の双子ちゃん

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今までパンダって可愛いなぁとは思っていたもののそこまで興味津々ではなかったが、ここにきてパンダ愛が浮上。

 

心拍数を「しっぽ」で測るって・・・
かわいい。


保育器からはみ出てるのもかわいい。
こんなに早く大きくなるんだなぁ。

 

今年の6/23に生まれた上野動物園の双子のパンダは男の子と女の子。

どちらもすくすく育っている様子。

動画も公開されていて、癒されたい人は是非とも見てほしい。

明日の8/20まで名前の募集をしているらしいので、良い名を思いついたら応募してみるのも良いだろう。

 

私だったら・・・そうだなぁ。

 

リュウチュンリーとか!

ストリートファイターのキャラクター。

 

と思ったが、歴代のパンダ達と同じような名前にするなら

男の子ならタイタイとかリュウリュウとか。

女の子ならファファとかチュンチュンとか。

 

なにかに引っ張られた名前になってしまった気がするが、まぁ良いのではないだろうか。響き的に。

 

センスが無い?

そのような指摘は受け付けません!

 

 

 

作成者 昔飼ってた蟹に「メリー」という名前をつけて可愛がっていたあかね

言い間違いってレベルじゃないんだが?

私はあまり複雑に物事を考えるのは得意でない。いや、普通の人にとっては全く複雑ではないだろう。英語で例えるならThis is a pen.くらいのレベルだ。それくらいで私の頭の中はいっぱいいっぱいになる。

 

ちなみに「これはペンです」なんてどこで使うセリフなのかわからないが、大抵英語の教科書の一番最初の例題にありがちだ。非常にトリッキーなペンを持って行って、隣に座った人に「それはなんですか?」って聞かれた時くらいにしか使わなそうだ。

 

でもそれが友達を作るきっかけになるのかもしれないと考えると、案外重要なセリフなのかもしれない。そんなことないかもしれないけど、そんなことあるかもしれないと思ってもいいかもしれない。

 

はい。

 

さて、そんな私は日常的に言葉間違いをする。簡単なことしか考えてないし、それすらも間違えるというのは一体どういうことなのか。

 

今回はそれらをまとめてみたので、ぜひカオスな状況をご覧ください。

 

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「痛い!目の中にピアノが入った!」

→眼鏡の耳ひっかけるところが刺さっただけ。

 

足をぶつけて「あばらが痛い!」

→実際はくるぶし

 

「今日は寒いからまくらー巻いていきなさい」

→マフラー

 

「佐藤さん!山田さんが呼んでいましたよ!」

→と江口さんに伝える。

(しかも呼んでいたのは鈴木さん)

 

サブカルチャーマスク知らない?」

→サージカルマスクのこと

 

「そこを右左折して〜」

→右折だった(結局左に曲がって行った)

 

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何もかも間違えるんだけど、どうして?適当すぎるのは自覚しているが、わざとではなく至って真面目である。真剣に丁寧に喋ろうとしてもいつもどこかで言葉を間違えてしまうのだ。

 

自分の頭の中での話なら別にいいが、喋っていて間違えるということはその相手がいるわけだ。こんなに間違えていたら迷惑しかかからない。私自身はあまり言葉間違いを気にしていない(ニュアンスで伝わればOK!)なので、あまり交流したことがない人からすれば頓珍漢な変人だと思うことだろう。でもどうにもできない。私が本気で喋る時は店内のマイク放送とクレーマー対応の時だけだ。そういう時にしか頭をフル回転させないというかさせられないのである。いつも無意識に頭の中がだらけた状態ということだ。

 

そういえば先程挙げたエピソードのなかの"人の名前を間違える"というのはどこかのツイートだかなんだかで見たことがある。ということは、私と同じタイプがいるということだ。(真面目に間違えている私と違って疲労困憊の末だったり酔っていたからかもしれないが)

 

まぁとにかく同じような間違いをしでかす人がいるということでちょいと安心したし、そんなタイプばかりで集まったらどうなるんだろうなぁと気になった。きっといつもニュアンスでどうにか通じているのだろうから、案外問題ないのかもしれない。はたから見たら辻褄の一切合わない言葉のキャッチボールによってスムーズに会話しているように見えるのだろう。それはそれでネタとして面白そうだ。

 

とはいえ、間違いばかりだとやはり失敗することもあるものだ。最後に今までで一番後悔した言葉間違えを紹介しよう。

 

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店員さん「finish?」

私「(頭の中で「No.」と答えながら)Yes!!」

 

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もちろん、食べかけのお皿持っていかれたよ。

 

 

 

作成者 「ゲンコツ山のたぬきさん♪」を「ポンコツ山のたぬきさん♪」と歌っていたキングオブテキトーのあかね

家欲しい。

騒がしく変わり映えのしない日常を一掃し、一息して綺麗な気分になりたい時に見るのがVOGUE JAPANのyoutube動画だ。

その中でもルームツアーがお気に入りである。

海外の女優さん達の自宅紹介なんてなかなか見られるもんじゃないし、セレブリティな生活の豪快さや豪華さに圧倒されつつも癒されるのだ。

 

彼女達の家は簡単に言うとスケールがでかい。

その為には・・・お金がいる。

 

要は金である。

金が物を言うのだ!

 

などと言うとものすごく夢がある様で無いような・・・まぁあるとしておこう。

セレブという夢があるのは間違いないのだから。

あ、もちろんそれだけじゃない。

彼女達のこだわりは強く、それぞれ個性の色が全く違うので見ていて楽しい。

そしてハイセンスだということは、特にセンスもへったくれもない私でも見て感じ取れることだ。

家具や壁紙やラグなどの1点1点にストーリーがあって、みんな熱く語ってくれるところが聞いていて楽しいのだ。

見た目もシンプルだったりカラフルだったり、カントリー調とかバロック様式のなんちゃらとか。

細かい内容はちんぷんかんぷんだが、歴史をちゃんと習っている人はわかるだろう。

彼女達もきっと色々調べて知識を得て、自分らしさを表すものを見つけ出しているのだろうと思われる。

 

だが一般人となると、そうした物を集めて全てをお気に入りでかためるのは難しい。

しかもそれが家まるごとだ。

立地や建物、周囲の風景。

それらを好み一色にするにはいくらかかるかな〜なんて計算し始めたら目眩がしそうだ。

日本的な家にするなら日本で探すべきだが、北欧調とかバリ風などの海外風にしたいのなら日本国内だけでは十分ではない。

日本全国歩き回ったとしても難しそうである。

ネットストアは便利だが実物と違うかもしれないし、お気に入り家具を見つけるにはリスクが高い。

自分の目で見て探すのが一番良いけれど、海外を飛び回ってお店をはしごせば見つかるのかな〜という感じだ。

そんなん無理である。

理想を実現にするのは並大抵のことではないのだ。

 

さっきも言ったが、お金がかかるのが1番の理由である。

家からテーブルからラグから庭まで好きな物で埋め尽くすには財力が必要となってくる。

勿論節約上手で好きな物の価格が控えめであればこだわった家作りができるだろう。

しかし妥協する部分はどうしても出てくるはずだ。

「好きなものを見つけたけれど予算オーバー」という話はよく聞くし「似た物を買った」というのも選び方としては正解であるが妥協には変わりない。

しかしそこはセレブであればクリアできる問題なのだ。

好きな物が買えるし、引越し先もある程度は融通がきくのだから。

 

なーんていうと"お金を積めば理想の家に住める"という様に聞こえるかもしれない。

初めに言った「綺麗な気分になりたい」なんて綺麗事を言っていたわりにそんな話かい!と突っ込まれても仕方ないが、まぁ現実も見つつ夢も見たいってことである。

だからついつい見てしまうのだ。

 

最近ではテイラー・ヒルの自宅紹介動画を拝見したのだが、これがもう動画としても彼女のこだわりとしても非常に気に入った。

彼女の家はカントリーミュージックの伝説の町と言われるナッシュビルにあるログハウスなのだが、この雰囲気は日本には無いなぁ〜というところがまず惹かれたポイントだ。

私の好みど真ん中!というわけではないが、心躍らされるインテリアの数々にもテンションが上がった。

 

ログハウスならではの素朴でレトロな雰囲気。

落ち着いた木造の家具達には味があって、リラックスするのに最適だろうなぁと想像できる。

そして彼女がフリマで購入したトランクを窓辺に飾るところなんてセンス良いなと私は思う。

そういうものが好きじゃない人からすりゃ「邪魔じゃん!」という意見が出るかもしれない。

ただトランク内にクッションをしまっておけるので、収納という点でも使えるのがポイントなのだ。

とはいえ出し入れはちょいとめんどくさいような・・・なんて思うならまだまだインテリアコーディネートの道は遠いだろう。

センスというものには忍耐や妥協も必要なのだ。

見た目を重視するなら中身になんらかのマイナスポイントがあっても不思議じゃない。

ヒルさんの水面下のばた脚みたいなものだ。

優雅に見せるために、見えないところは必死なのだ。

 

まぁ今回は別にインテリアコーディネーターになる!とかなりたい!という話ではなく、

夢のある自宅を見て

「ホエー・・・いいな〜・・・」

と鼻の下を伸ばして羨ましがりたい!という話だ。

 

しまうのが面倒だから出しっぱなしの生活を送っている自分はだらしないことこの上ないなぁと思うし、そんな生活を改めて見るとなんとなくやだなぁと思い始める。

そこでVOGUE JAPANの自宅紹介コーナーを見て廃れた気分を浄化するのだ。

今はずっと家にいるのだから、快適な空間でなければやっぱり気が滅入ってしまうだろう。

そうなるとドンドン部屋は汚れ、カビが生え、1日1食はカップラーメン!なんて生活になってしまうのだ。(ちなみにカップラーメン自体は好きだが、消化が悪くて胃腸の調子が崩れがちなのであまり食べられない)

部屋も体調も悪くしてたら悪循環である。

 

でも彼女達の素敵な自宅は見るだけで一念発起させてくれる。

気分が上がるだけでなく、運が良ければそのまま自分のちっさい家を片付けようとかガーランドでも飾ろうかしらと思うようになり、部屋が少しばかり美しくなるのだ。

良い効果が期待できる、というわけである。

 

それにしても今回自宅紹介をしてくれたテイラー・ヒルという人のことはこのコーナーで初めて知ったので詳しくないが、カントリー調がよく似合う美人さんである。

なによりも彼女の雰囲気と家の雰囲気がしっかりマッチしていて「これは間違いなく彼女の家だ!」と言えるのは凄いなぁと思う。

他のセレブも家の中で意外な面が見えることはあれど、やっぱりその全体的な雰囲気や選んだ物は本人を表しているように見える。

彼女達が自分自身のことをよく知っているからだろう。

 

今までのこのコーナーで紹介された人物と家をごちゃ混ぜにして「誰がどの家だ?」っていうゲームでもできそうだ。

それだけ彼女達の素敵なセンスで彩られた広い自宅は非常に魅力的で、見ているだけで心満たされるし彼女達らしい場所なのだ。

 

ちなみに彼女達の家は広さがある分、遊び心を出して様々なオシャレポイントを作りやすいだろうが、私だったらなによりも掃除がおっつかないので小さい小洒落た家が良い。

というか私は広い家を扱えるようなレベルに居ないのであたり前だが。

 

ただいつか彼女達の素敵なこだわりをお手本にして、小さいながらも素敵な家になるようにインテリアをコーディネートして私らしさのある家にしてみたいなぁと思う。

 

なのでとりあえず・・・シミの取れなくなった枕カバーは捨てよう。うん。

 

 

 

作成者 黒や紺のシンプルな服ばかり着ているわりにピンクで可愛らしい小物が多くてミスマッチなあかね

スケボー女子達の可愛いこと

現在開催されているオリンピック。

の新競技であるスケボー。

 

なんとなく「チャラチャラしとるなぁ」という古い時代の感覚が払拭できずあまり興味がなかったのだが、ここにきてものすごく気になってきた。

 

というのも、すごく可愛いからだ!!

 

気になった理由がこれである。

ちょいと浅はかというか単純な理由だ。

 

だが仕方ない!

彼女たちみんな可愛いんだもの。

 

見ているとパァーッと気分を明るくさせてくれる競技なんてなかなか無いと思う。

熱いバトルには変わらないが、この感覚は新しい。

みんな笑顔が弾けるなかで和気藹々と交流していて、すごく楽しそうなのが印象的なのである。

 

もちろん勝負事ならではのピリッとした空気感の中で相手を圧倒するという雰囲気も競技の醍醐味である。

 

"絶対に負けられない戦い"

とか

"この勝負に勝つ為の並々ならぬ努力"

とか

真剣で熱い展開というのはどの競技にもある。

 

だからこそ、それだけでなく出場者も視聴者もどちらにも笑顔が溢れるというのは新鮮だなぁと思ったのだ。

 

失敗しても笑顔だったり、

勝負の相手を鼓舞したり、

落ち込むライバルを励ましたり。

 

なんか・・・すごくいい!(語彙力)

 

元気玉を受け取ったみたいで、

 

すごく良い!!(語彙力)

 

家に閉じこもってばかりのなかでこうした明るい雰囲気を味わう機会が得られたのは非常に有難いことである。

メンタルが疲弊している今の状況下では、自分だけでこれほど気分を上げるのは難しいからだ。

 

こうして可愛い女子たちの楽しそうな競技を見て「わーい!」と盛り上がるような単純な気持ちも、こういう時だからこそ必要なのだ。

と改めて思った。

 

 

作成者 五輪出場者の筋肉と自分の贅肉を交互に見つめてはため息をつくあかね

壁に蔓延る髪の毛【ホラー】

先日拠のない用事で実家に行ってきた。

家自体はだいぶ古びているのだが、以前壁紙を貼り替えたので今ではぱっと見は新しく見えるし十分明るい。

ちょいとゾッとするような薄暗い古民家とかお化け屋敷になりそうな静かな田舎のおばーちゃん家って感じは無い。

だが、ソレを見た時はギョッとした。

 

足を部屋に一歩踏み入れた私からは「え・・・?」と掠れた声が出た。

壁を凝視したまま固まる。

さながらホラー映画のワンシーンのような状況で、私はお手本の反応をするしかなかった。

 

映画であればこの後に真後ろか足元からナニカが出てきてナニカオキル。

その後を知ることも叶わぬ恐ろしいことが。

 

しかし、いくら待てども何も来ない。

でも目の前の光景は生まれて初めて見たので、どうしたら良いのかわからなかった。

 

それは、部屋の壁全面に貼り付けられた大量の髪の毛。

隙間なくというほどでは全くないが、ちょいと模様のような状態だ。

どうやって張り付いているのかわからないが、満遍なく広がって壁にまとわりついている。


古ぼけた部屋ではなく新しい雰囲気の部屋でホラーの王道「髪の毛地獄」というミスマッチな状況に私は違和感を覚えた。

そして真っ白い壁に黒い毛のコントラストという見た目が異様なおそろしさを掻き立てたのだ。

 

とりあえず怖いので一旦見なかったことにした。

ソッとドアを閉めて一目散に両親のいる部屋に駆け込み、住んでいる当人達に確認を取った。

あれは一体なんなのか。

 

すると、またもや王道の反応が返ってきた。

「えー?なにそれ?知らないよ」

私は呑気に返事をする両親にゾッとした。

あんなにびっしり壁についた髪の毛を知らない・・・だと・・?

 

こうなったら再び確かめに行くしかない!

こういう時、ホラー映画を見ている側からすれば「屈強な人を10人くらい応援に呼んで皆で確認しに行けばいいのに」と思うだろう。

たった一人でなんて愚の骨頂である。

だが、それよりも"正体を知らなければならない"という妙な使命感に支配されてしまうのだ。


私も例外ではなかった。

それに怖いが、その部屋で早く済ませたい用事があるので行かないという選択肢はない。

勇気を出して握り拳に力を込め、今一度その部屋を訪れる。


すると、やはりそこにあった。

部屋の壁全体に毛・毛・毛。

 

・・まぁ改めてよくよく見てみたら誰の髪の毛なのかは明白だった。

アッサリとお化けの正体見たり、である。

お化けじゃないんだけどさ。

 

そんなこんなでジッと見ているうちにようやく夜明けの光が差しこんできた。

日の光が白い壁を照らす。

 

父の儚い髪の毛も。

 

これはもう髪の毛っていうか産毛みたいな・・・ううん、なんでもない。

ともかくこれは父の髪の毛である。

 

そういえば、父はハゲ予防とスタイリングの為にドライヤーで上向きに風を出して髪を整えていることを思い出した。

それによって飛ばされた髪の毛が凸凹のある壁紙に引っかかったのではなかろうか。と推測される。

 

普通の太い毛なら重さでそのまま落ちるが、産毛のような細さのせいで上手く引っかかったまま落ちてこないのだきっと。

 

この事実を本人に教えるのは酷だ。

あんなに毛を大事にしているのに。

 

「毛生え薬を使っているから毛根が強くなったんだ!」とか「前より立ち上がっているでしょ」などと可愛いことを言ってヘアスタイルを見せてくる父に伝えられるわけがない。

 

しかしながらすでにこの髪の毛地獄の存在を伝えてしまったものだから、真実に気付く前に秘密裏に処理しておくべきだなと思った。

 

でもまぁ歳のわりにはちゃんと生えている方だろうということは父の名誉の為に言っておこう。

ハゲてはいない。儚いだけなのだ。

 

そして、毛だらけの壁に本人が一切気が付いていないし興味も無さそうのは好都合である。

一旦綺麗に掃除して再び同じような状態が出来上がっても、多分老眼で見えないから問題ではないのだ。

 

そういうわけで私はさっそく小さな箒でサッサっと壁を履いてみた。

ヒラヒラ落ちていく父の髪の毛達を見た時、なんとなく寂しいというか勿体無いからまとめて父の頭に植えてあげたい衝動に駆られる。

が、そりゃ不可能なので更にキュンとなった。

 

もう次回の父への誕生日プレゼントはヘアケア用品に決まりである。

儚い産毛・・・いや、頑張って生き延びている髪の毛にパワーを送れるような良い毛生え薬を探そうと思う。

 

 


作成者 実は自身もハゲかけ部分の産毛を気にしているので父で試そうと思っているあかね

春うらら〜だからボケっとしちゃう

ようやく暖かくなり日差しが気持ちいい季節になってきた。

お花はたくさん咲いてるし、新緑がとても綺麗だ。

日の出が早くなったので、朝パッと目覚めるのもありがたい。

 

お天気の良い日は広めのテラス席でぬくぬくとコーヒーを飲んでリラックスするのも悪くない。(店内で密にならなくて済むし)

外出時に着膨れなくても寒くないのもポイントだ。

冬装備によって肩が凝っていたが、ようやく解消されつつある。

 

春は良い。

良いところ尽くしで嬉しい限りである。

だだ、おかげさまで(?)ものすごくボケーっとしてしまう。

 

先ほどは納豆を混ぜながら外の景色を眺めていたら、いつのまにか箸が手の方に移動して納豆まみれになってしまった。

そのあと焼き鮭を掴もうとしたら滑って飛んでいってしまったし。

 

なんだか気が緩んでしまう。

でもそんな失敗くらいなんとも思わない。

それが春だ。

 

 

 

作成者 焼き鮭の血合いの部分も好きなあかね

絶体絶命バグでとんでもない所に飛ばされた【マイクラ】

これを書いている今はへろへろりんになりながらも現世へ戻ってきた直後である。

 

事は突然起きた。

村を発見し発展させては移動してを繰り返し、たまにネザーにも顔を出しつつ初期リスポーン地点からどんどん遠ざかっていた私。とある村ではネザーも結構作り込んで快適なマイクラライフを送っていたのだ。

 

今日は枯渇していたマグマを汲みにネザーへ行こうと思い立った。いつもは着の身着のままだが、たまたまツルハシやスコップなどのツールを全回復させて金のヘルメットを被って赴くことになった。数十分前の自分、グッジョブ。

 

そうしてネザーゲートを通って降り立つ瞬間、画面がいつもより揺らいでいる。現世で冒険してエリアを広げすぎてデータが重いのかな?そんな風に呑気に捉えていた私の目に飛び込んできた光景。それは・・・。

 

ここ、どこ?

 

いつもの発展させたネザーの世界ではない。
まさかの赤い森。初めて見た。

ポカーンとしつつも「意外と近くにあったのかなぁ〜ちょいと位置ズレ起こしたかな」なんて思って周りを見渡して振り返った途端、血の気が引いた。

 

え、ネザーゲートは?
ワープして出てきた所にあるはずの。

 

血管の中が冷んやりする感覚。だが、そんなことよりもとにかく座標を確認しなければと画面上部に目をやる。

 

すると突如数体のガストが出現!ボッコボコにやられながらもなんとか端っこまで逃げようと必死で走るが、降り立った場所は一面がソウルサンド。足をとられて走るのが遅すぎる。しかもその間ガストの火の玉は何個か直撃している。

ヤバい。装備が弱すぎる。体力は残り1/3。

 

ようやく壁まで来れたが相変わらずガストの猛攻撃が止まない。が、なんとかトンネルを掘って隠れることに成功。そこで改めて座標を確認して、私の顔は土気色になった。

 

現世と全く同じ座標である。

 

おかしい。マイクラの世界では、現世とネザーの世界は座標が異なるのだ。現世の1/8の座標がネザーでの座標となるはずだ。しかしどう見ても現世で先程までいた村と同じ数値の座標にいるし、出てきた場所にネザーゲートは無かった。私はネザーゲートを介さずに、なぜか体一つでポンとネザーの世界に出てきたことになる。

 

これは"位置ずれバグ"などと言う生やさしいものではない。元いた場所から距離にして8倍もの遠い土地に飛ばされてしまったのだ(!)例えば、本来なら1キロ先にある場所に行ったつもりが瞬間移動して8キロ先に取り残されてしまったようなものである。

 

正しい場所に戻るには相当歩かなければならない。しかもネザー内で元いた村に出るゲートへ辿り着くまでの移動距離ですら本来の座標×8だが、現世の距離で言えば8×8で64倍の距離があるわけである。帰り道であるネザーゲートも無いし、そもそももしその場所から現世に戻ってしまったら元の村の座標×64。確か現世の村の座標はX軸が1500、Y軸も500を超えていたから・・・そこはX軸96000、Y軸32000の地点である。

 

へー随分と遠くへ離れてしまったなぁ〜。

では済まない距離だということがお分かりいただけるだろうか。ネザー内を移動して帰る以外に選択肢はない。

 

私はとりあえず周囲をしっかりと確認しようと再び外に出たが、ガストがまたもや複数体同時出現。彼らからは「ここで仕留めてやる!」という気概を感じる。私はもはや半分ヤケクソで走り回りながら安全地帯を求めて走った。

 

だがガストをはじめ、マグマキューブやスケルトンがそこかしこでポンポコ生まれては襲いかかってくる。ピグリンも目の前に出てきて驚いたが、彼らはネザーの拠点内によく出現するため日頃から金装備を身につけていたので、このリンチの中で敵対されずに済んだのは本当に助かった。だが他の敵が多すぎる。

 

一瞬絶望のあまり、ここでやられてリスポーン地点に戻ることも考えた。だが苦労して作ったツールを失うわけにはいかないのだ。それにこんな遠い場所では、エリトラを持っていない私が持ち物を取り戻しに再び来るというのはほぼ不可能である。それに諦めるなんていうのは何よりもプライドが許さん。

 

というわけで、私は初期リスポーン地点であるXとY座標の0を目指して旅に出ることにした。幸いツールの耐久値は全て回復済みだし食べ物も十分に持っている。

 

しかし不安はある。敵が湧きすぎて先程も四方八方から総攻撃されつつ、逃げた先でも新たに敵が生まれてしまうのでキリが無いのだ。攻撃によって力尽きるというのが一番の心配である。ならば、地面を掘って進むのが安全だろうという結論を出した。ツールが壊れないかが心配だが、ダイヤモンドツルハシを二つ持ってきているのでなんとか行けるだろう。

 

ただネザーは山脈とマグマの海でボコボコの土地なので、たまに致し方なく外に出ざるを得ないこともある。その時にもし敵の集中砲火を浴びたりマグマに突き落とされたらたまったものではない。

 

そんななかで私は自分を奮い立たせ、リアルに何十分かかるかは分からないが、元の村に戻るために長い長い距離を歩くことにしたのだ。

 

道中は今まで見たこともない景色が広がっていた。青い森や玄武岩地帯。初めましてのホグリンにも会ったし、進捗の一つである「ホットな観光地」も達成した。新しい場所も進捗も嬉しいっちゃ嬉しいが、この状況が良いんだか悪いんだか分からない。

 

長い長いトンネルを掘り、たまにマグマの海に突き当たってはガストに狙われないように周りを急いで囲みつつ足場を次の陸地へと繋いで進んでいく。まさに地獄。これぞ地獄。

 

無限に湧いてくる敵に追いかけ回され、ツルハシは順調に耐久値を減らし、食べ物も残り数個。この時点でようやくY軸は0にたどり着いたので、残りはX軸の300。それだけ進めば座標0地点。つまり現世の初期リスポーン地点辺りである。

 

しかしまだ不安要素はあった。今回のバグにより、発展させてきたネザーの拠点がまっさらの更地にリセットされてしまっていたら?そしてあろうことか、マグマの海のど真ん中にでも設定されてしまっていたら?考えるだに恐ろしい。

 

なんと言っても今回は「現世と同じ座標に飛び、ネザーゲートが生成されない」という奇妙で厄介なバグが起きているのだ。既存のゲートが消滅していたり、新たにゲートが生成されないともなれば大事なツールはもう現世に戻す術がない。

 

・・・というわけでもないが、まだ持っていないアイテムであるエンダーチェストを作らなければならない。まぁまだ手はあるわけだ。だがそれは①基地に辿り着けない②ネザーゲートが生成されない、という直視できない現実にぶち当たった場合の話だ。それは困る。

 

エンダーチェストが無い今、戻るだけならばゲームオーバーとなって現世のリスポーン地点に戻る方法がある。帰れないということはないことだけが唯一の救いだ。だが、それにはリスクを伴う。体は戻れてもアイテムはその場に残されるのだ。そして手を離れたアイテムは原則5分以内に消滅するので、急いでアイテムを回収しにゲームオーバーとなった場所へ戻らなければならない。

 

しかしマイクラは自分を中心とした何マスかまでの範囲内と初期リスポーン周辺のみ時間が進む仕様なようで、手を離れたアイテムがフワフワと浮かんでいるその場所に近づかなければ時間が進まず消えないらしい。それに現世とネザーは別次元なので、座標は連動していても時間の進みは連動していない。なので、準備が整うまでネザーへ赴かなければ消えないはずである。道に迷ってうっかり近づいて時間を進めてしまい、大事な装備もツールも全てネザーで紛失する事態は勘弁だ。

 

ということで、なるべく初期リスポーン地点である座標0まで戻ることができれば移動距離が短くなるし地の利があるので、再びゲームオーバーした場所へと赴いてなんなくアイテムを回収できるはずなのだ。


あぁー!もうめんどくさい。ここまで考えなければならないバグが憎い。

 

そうしてモヤモヤしつつ座標0地点へと掘り進めていたらまた地上に出てしまったが、そこで気づいた。この辺りはもうとっくに発展させている場所なのだ。今の今まで気がつかなかったが、ここら一帯は既に安全地帯を作っているはず。この辺りのどこかに丸石があれば私の勝ちだ。

 

心臓がバクバクする。
地形に見覚えがある場所はないか?

 

・・・あった!!!

 

発展させた場所から少しずれた位置を掘って近づいていたらしく、丸石で作った安全な道はすぐ真横を通っていたのだ!

やったーー!!

 

そうしてたどり着いたネザーゲートから現世に無事戻った私。『マグマを汲みに行っただけなのに』なんていうタイトルが思いつくほどホッとした。いやぁ、それにしてもこんなバグに見舞われるとは思いもよらなかった。

 

今回、全回復したツールと金装備だけでもこの距離を戻るのは一苦労だしメンタルにくることが身にしみた。次からネザーへ行く時は絶対にエンダーチェストや耐火のポーションを持っていくことにしようと心に決めた。あと防護が完璧なフル装備も。でももうこんなバグはこりごりだ。

 

あ、そういえば今日はホワイトデーである。

バレンタインデーには家族にチョコマフィンを渡したが、おそらくきっと今日がお返しの日だということは覚えていないだろうし知る術もないだろう。

 

だがせっかくの「ホワイト」なのでホワイトチョコを自分で買いに行こうかなぁーと思いつつ日曜日の混雑具合は嫌だなぁーということで、私は今何故か真っ赤な服を着て七味唐辛子をガッツリまぶした真っ赤なお煎餅を齧っている。

 

ホワイトデーらしさをかすりもしないホワイトデーになりそうだ。

 

 


作成者 久々にマイクラで遊んだが、やったことは「家に帰った」だけなあかね