毎日なんの話でもいいから記事をアップしようと年始に決めたものの、最近ちょこちょこ更新できない日がある。
旅行に行っても意地でもあげていたのだが、ある状態異常には敵わなかった。
頭痛である。
もーこれが始まったら1日中、下手をしたら翌日も全ての予定が狂う。
ご飯も掃除も洗濯も何もできない。
いくら頭痛とはいえ本当に何もしないわけには行かないと思ってベッドから這い出すのだが、結局床に突っ伏したまま1時間も2時間も身動きが取れなくなるのだ。
そしてベッドへ帰っていくのである。
何をしに出てきたのだか。
単純に私が頭痛に弱いだけで、何か特別酷い頭痛持ちというわけではない気がする。
とはいえ私自身が耐え難いのだから仕方ない。
しかし頭痛薬に頼るのはなんだか怖い。
後々になってそうした薬が効かなくなってしまったらと思うと恐ろしい。
人間の体というものは耐性ができるのだ。
予防接種でも同じ理由から行われているのはご存知だろう。
そしてそれは薬でも同じことで、飲み続ければ花粉症だろうが痛みを和らげるものだろうが効きは悪くなる。
なのでなるべく頭痛が酷くなる前に対策を講じたい。
とはいえ大抵は朝起きて「あっ今日は頭痛デーだ!」と気づいた頃には頭の奥底でドンドコと太鼓のリズムのようなものが始まっていたりする。
最初は可愛らしくズキンズキンとしていたものがドンドコに変わりドコンドコン!にレベルアップ。
最終的にはズドドン!!ズドドン!!という激しいビートを刻むように段々と変化していく。
頭痛が始まってから終わるまで、この流れが必ず起こるので非常に厄介だ。
つまり始まってしまったが最後、ズドドン!!までは回避不可能なのである。
頭痛薬を飲めば1時間後くらいには収まってくれる。
あまりにも酷いと吐き気まで催してくるので残念ながら頼らざるを得ない時もある。
だが、頭痛には原因がある。
どこがどう悪いのかわかれば、何かしらの対応策はあるはずだ。
そこで私が行った頭痛の減痛法を記しておく。
①ツボを押す
専門家ではないのでネット情報であることはご了承頂きたい。
百会・・・頭の天辺
太陽・・・眉と目尻の間から指2本外側の窪み
完骨・・・髪の生え際あたりから下にかけての首の筋
天柱・・・首筋の外側にある窪み、
風池・・・耳たぶから真っ直ぐ後ろにずらしたところの窪み等など
これらのツボを痛気持ちいい具合にグーッと押して力を弱めてを繰り返すと頭痛に変化が訪れる。
押してすぐ良くなるわけではないが、確かに痛みが和らいでくるのだ。
全部ではないが痛気持ちいいと感じるツボが効いているのかなぁと思う。
そこは素人には判断できないので適当ではあるが。
他にもたくさんツボはあるようだが、実感できたのは上記のツボである。
ちなみにパソコンやスマホをガン見していたことが原因だと分かっていれば眼精疲労から来ていると予想できる。
「目が疲れたなぁ」と思った時は『太陽』のツボを押すとサーッと視界がクリアになっていく感じがして気持ちいいのだ。
②適度な運動
運動といっても部屋の中ではない。
外に出て綺麗な空気を吸いながらウォーキングやランニングをするのがポイントだ。
しかしながら頭痛の原因の一つには血管の膨張というものがある。
運動をすることで更に膨張させて痛む場合もあるらしい。
そう考えるとやり過ぎると血管が爆発する!?と心配になるので、やるかやらないかは臨機応変かなと思っている。
ちなみに私はウォーキングに留めるくらいがちょうど良かった。
少しでも走るとドンドコまで収まっていた痛みがドコンに戻りそうだったのだ。
小1時間ほど歩いてみたら次第に頭痛の波が静まっていき、スッキリして帰路に着けた。
多少回復に時間はかかるが、最近は外出を控えていたりマスク着用で酸欠気味だったので、良いリフレッシュにもなった。
一石二鳥である。
全身のコリや血流が滞っていることが原因の頭痛に関してはお医者様も軽い運動を推奨しているらしい。
頭痛くて全身がバッキバキに凝り固まっている人は試しに軽くお散歩に行くのもアリだ。
しかし、頭痛とひとえに言っても中には重い病気のサインである可能性もある。
予防の為にツボを押したり運動をするのは良いとは思うが、異変を感じたら無理はしないことだ。
突然ガーン!と殴られたような痛みや段々と強まっていく痛みや波のある痛みなど症状は様々だが、それが脳卒中などの緊急を要する病気だったら早急な処置が必要である。
とまぁ油断はできない頭痛だが、普段からそれに悩んでいるのであれば自分でできる範囲の予防法や減痛法を試してみるのも良いかもしれない。